ギター仙人

(--不良門弟記--)
ジム・ホール、ヘレン・メリルといった方々が、親しみを込めて

”ポンちゃん”と呼ぶ、鈴木 康允さん。



これは、不肖”ゆわかし”が、「ファン」、「弟子もどき」、

はたまた「共演者」と、様々な視点から綴る、先生の近況です。


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2007.01.19--[新年]



なんと、第11章です!



珍しく、今年は金曜日はじまり。

到着すると、先生は演奏中。



うーん、やはりポンチャンだけのサウンド。

音の「間」といって良いのかどうか・・・。



ためる、伸ばす、拍をまたぐ。



かろやかでいながら、しっとりとした、

そういうリズムの掴まえ方が絶妙。







次のセットは、まるまる混ぜていただきました。

クオリティはともかく、出だしからシメまで、何とか担当。



音楽的な質の面では、遥か遠く及ばないものの、

先生の負担は少しでも軽くしなくては。





さてさて、本日はサックスのCも遊びに来ました。

そして、何と「脇しまりドラム」として有名な、

Aさんも、ふらりと来店。



ラストセットは、そのCとAさん入りカルテットで数曲。



Aさん、全然叩いてないって云うのに、ちっともそういう

ブランクがある感じではない。



そういう所も変わってないなぁ(笑)。



テナーは、かなり良い感じ。



大昔、Cとは一緒にフュージョンを演ってたもんですが、

お互いこんなにジャズ度が上がってねぇ(笑)。





ラストは、先生のトリオで、しっかりとシメまして、

今年のポンチャン・トリオのスタートです。



ではでは、また次回。



-----2月03日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)

-ゲスト

荒木さん(Dr)

茅根さん(ts)

ゆわかし(g)



2007.01.29--[ボーカル・デイ]





本日は、ちょっと心に期すものがありまして。



・・・自分、前回は酷い音だった。



こんどは、良い音出してやるぞ、と。



で、サムシング入り。



セットの合間だったので、先生とお話をした所、

近頃は先生、ちょっと遅めのテンポが良いらしい。



そして、まぜていただいて、演奏開始。



ギターの音は、ある程度納得の行くものだった。

演奏は、ちょっと落ち着き過ぎたか;;;。



落ち着き過ぎると、先生は悪い気がしてないみたいですが、

バンドとしては、いまいちな気配。そりゃそうです、わたしゃ、

その芸風では先生に遠く及びませんからね(笑)。



かといって、8分音符グイグイといきすぎると、

今度は先生がシラけてます(笑)。



これはもう、自分がもっともっと、オイシイサウンドを

出していくしか、ありません。



それが一番難しいのですが(笑)。



そして、今日はボーカルがおふたりいらしてるので、

まずはKさんから。



先生、ギターおまかせ、と言いたい感じでしたが、まあ、

ご一緒しましょうよ、と(笑)。



演奏、長く続けていただく為にも、普段から

プチこきつかいしないと、いけない(笑)。



さらに、Oさん。



こちらはもう、先生とは長いので、安定感があります。



ラストは、再びギター・カルテットで、数曲。



気持ちよく、演奏させていただきました。



ハプニングは、最後の曲。



先生、最初と最後で、違う曲ですってば!!



訊いたら、テーマ弾けないんで違う曲にしたって(笑)。

こらこら、ずるいぞ、先生。



オチャメな仙人さま、かなわんなぁ(笑)



ではでは、また次回!



-----2月03日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)

-ゲスト

小沼さん(vo)

鎌田さん(vo)

ゆわかし(g)



2007.02.07--[いつもの感じ]





はい、やってきました、10時前。







今日は、バッチリ音楽を聴きに来ているお客様がいます。



嬉しいですねぇ。



(・・・後から聞いた所、実はミュージシャンの方々で、

 この時点ですでに、一曲歌っていただいたそうです)



で、最後のセットは、「すみません、お邪魔いたします・・・」。

という感じに、まるまる横入りです。



数曲、「へなちょこイントロ、何とかエンディング」で仕切らせて

いただいた後、ボーカルKさんが入って、2曲。



Kさん、すごく熱心です。

休憩の時に、ふと見ると、楽譜とにらめっこしてたりします。

どちらかというと、「通」な曲(微妙な旋律の曲)が、お好みなようです。



本日の演奏は、バンドの方からテンポでアドバイスを頂きまして、

むしろチョイ早めが良いという事なので、それで通しました。

(そう、やっぱり少しは先生の刺激にならないと)。



いつも思うのですが、ベテランのリズム隊は良いです。

合わせてもらえるし、音で教えてくれる(もっと精進せねば!)。



それと、やっぱり音楽好きなお客様は良いですね。

良いプレイが出ると、すぐに反応してくれたり、拍手。

場の空気が変わるし、演ってる方も、楽しいです。



勢いばっかりな自分のプレイでも、ウケていただくと、本当に嬉しい。



その自分のプレイ。先日、ネットの知り合いの某氏から

アドバイスを貰ったのですが、早くも効果が出始めました。

少し、まともになりました。今まで、相当ヘナヘナだったんだな(笑)。



エンディングはブルースで、演奏しながらのメンバー紹介。

ベースの小林さんがマイクを持ったら、すかさず低音コードで伴奏。

これはもう、手馴れたもんです(笑)。



こんな感じで、いつものサムシング、今日もライブ終了です。



-----2月13日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)

-ゲスト

鎌田さん(vo)

ゆわかし(g)



2007.02.26--[出会い]





たどり着いたぞ、10時まえ(笑)。



今回は、レギュラーの小池さんが都合でお休み。

ピンチ・ヒッターは、安斎さんです。



しかも、よく観にこられているJazz研な方々、

今日は楽器を持って来ました、これは楽しみです。



先生と少しお話。



あれです、先生は、ご自身が音楽に対して、すごく高い

ハードルを持っている。だから、自分自身が嫌になる事も

あるらしい。



しかし、先生の出す音は、まるで宝物です。

私にとっては、目の前を通り過ぎていく宝の山みたいなもんです(笑)。

いつも、ほんのひとかけらしか、掴めない、ははは。



もう、極端な話、そこに居るだけでも、良いんですよ、先生(笑)。



---



で、始まったラスト・セット。



まずは、ジャズ研なフロントで、ブルース!

サムシングが初舞台!?聴いてて、気持ち良いです。

こういうのが演りたいって、想いが伝わってきます。



続いて、ゆわかしトリオで数曲。

ドラムの安斎さんは、綺麗な音と、しっかりしたビートです。

そのせいか、今日はかなり丁寧な音遣いになった気がします。



よく演る曲だと、先生と一緒に演る時のオブリガードが、そら耳的に

聴こえて来たりします(笑)。全くわたしゃ、幸せもんであります。



で、先生が登場しまして、ラストまで。

「黒い折れた笛」、先生オブリまくりです(笑)。

前回ちょろっと試してた、一拍前から入るハモリ、今日はやらんかったです。

あの後は、どうなるんだろ?そのうち聴けるかと思いますが。



ラストは、Oさんをフューチャーしまして、しっとりとした

ボーカルで、演奏を終えました。



と、いう感じで、今日も終了!



-----2月28日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

安斎 陽一(dr)

-ゲスト

小沼さん(vo)

鎌田さん(vo)

山口さん(tp)

鈴木さん(g)

ゆわかし(g)



2007.03.07--[増える]





何とか来たぜよ、10時過ぎ(笑)。



先生は演奏中、良い感じです。



今日は、ジャズ研なお二人が客席に。

えらい。



テナーのCも居る。

早速、曲決め(笑)。



バンド席には、誰かのお知り合いなのでしょうか、

とても音楽好きなお客様がいらして、楽しげな姿。



で、次のセットの最初は、C入りカルテットです。

いーぞ、もっとやれっち!!(笑)



私の方は、どうも最近ワンパターンになりつつある。

発想が貧困。



貧困さん、いらっしゃーい(笑)。



でも、まあ良いや。ヒネてる私は、同じフレーズだとしても、

絶対にちょっと変える筈なので。



もう、開き直って、そこで勝負しようかな(笑)。



Cは、すげーゴキゲン。

こーでなきゃって感じで、「行く」んです。



リズムのお二人、本当にいつも頼りっきりで、お世話になります(笑)。



で、先生に戻って頂いて、数曲。



おー、オブリまくり!

私、それ好きです、先生(笑)。



ラストは私が引っ込んで、トリオを堪能しました。



先生の定期的な演奏は、今やサムシングでしか観れませんからね。



と、いう感じで、今日も楽しく終了!



-----3月08日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)



-ゲスト

茅根さん(ts)

ゆわかし(g)



2007.03.26--[まいど]





何とか来たぜよ、10時過ぎ(笑)。



今日は、着いたら演奏中。

いつものように、渋く演ってます。



先生は、私を見るなり、すぐに入れはいれ、と指差し(笑)。

「腰が痛いから」とか。



こんな事初めてだけれど、曲の途中で横入り。

恐る恐る、ちょびっとずつ伴奏(笑)。



で、ソロ。



フレーズやテンポ、結局辻褄は合っているものの、どうも暴れていかん(笑)。

思い出したように、落ち着いた音符も出るんですが、まあ揺れてます(笑)。



ほどなく、ボーカルOさんが入ります。

さすがに、もうスイスイと曲決め。



やっぱり、歌は良いです。



・・・。



先生は、いつもの上質な空間。



でもやっぱり、長時間の演奏など、辛い局面もあるそうです。

私が、ある程度入って、負担を減らせれば、と思います。



とはいえ、冷静に考えると、先生の前で出すような音、無いなぁ、自分(笑)。



ではでは、また。



-----4月04日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)



-ゲスト

小沼さん(vo)

ゆわかし(g)



2007.04.04--[かえり]





ふらりと立ち寄るサラリーマン(笑)。

・・・というノリで、10時過ぎに到着。



セットの合間には、やはり先日亡くなった植木 等さんの話題に。



クレージー・キャッツの前身バンドでは、先生の後を継ぐ形で

入ったのが、植木 等さん。やはり、よく知っているそうです。



バンドが有名になる前から、植木さんは歌も歌うし、お客様を

飽きさせないような、機転が利く方だったそうです。



さて、最後のセット。

今日は自分、楽器を持ってません。



なので、175を借りて2曲。



あれれ、前は良い感じで鳴らせたのになぁ、今日はどうも勝手が違う。

最近は、声を張り上げるような鳴らし方になっているのかも;;;



で、それなりな演奏を終えて、先生へバトン・タッチ。



おぉ、先生、チョイ攻め気味に「アナザー・ユー風」。

スイング感、独特で、心地よいです。



今日は、ゴキゲンなお客様が多くて、良き場になりました。



ではまた。









-----4月04日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)



-ゲスト

ゆわかし(g)



2007.05.02--[愛弟子]





おっと!



来てみれば、ギタリストTさんがみえてます。

これは楽しみ、今日は聴きに徹しよう(笑)。



で、まもなく始まったセット。







いやぁ、先生とは、実にしっくり合う、素晴らしいサウンドです。



わたくし、このセットは一曲だけ横入り。

ギター3人だけのトリオ、ですって!!

いろんな意味で、収集がつかない(笑)。

ま、何とか辻褄は合わせていただきました、ハハハ!!。



どうやら辻さんは、ソロ〜トリオ位のコンボ編成で、本領発揮ですね。

ひとりでも柔らかくスイングしてるし、コードも一拍ごとに内声が

オイシク移り変わる、そういう熟成された響きです。



さて、本日はボーカルOさんもいらっしゃいました。







ゴキゲン、ね。



いやぁ、良い空間でした。

自分としても、かなり刺激になりました。



ではでは、また。



-----6月03日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)



-ゲスト

小沼さん(vo)

辻さん(g)

ゆわかし(g)



2007.05.28--[まったり]





着いてみれば、ポン先生は渋く演奏中。

久々に演るという、かわいい曲もチャレンジ。



染みわたるような出音が、絶妙だなぁ。



自分ではあれこれ言っていますが、まあお元気です(笑)。



次のセットは、ゆわかしトリオでたっぷり演らせていただきました。

前回から、ギターのヘッドを軽くしているのですが、音色は好評。

自分、カウントが怪しいなあ(笑)

スクラップル・フロム・ジ・アップル風、今日がお初。



ラストに先生とご一緒。

得がたい経験です。



まー、ホントに幸せもんですね、わたしゃ。



-----7月13日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)



-ゲスト

ゆわかし(g)



2007.06.06--[助っ人]





おお、今日はギターのIさんが見えている。

薄胴のダンジェリコ、良い音してますねぇ。







何でも、直前に先生から声がかかったとか。

せんせーい・・・(笑)



そして、ボーカルのOさんが加わって、ゆったりとした

ナンバーをはじめ、たっぷり聴かせてもらいました。



で、ゆわかしトリオを数曲。



最後のセットも、同じような構成で演りました。



ギターIさん、音が良くて、安心感があります。

これはもう、キャリアの差ですね。



ボーカルのOさん、後半はアップテンポも入れて、賑やかな

ステージ展開のまま、ラストを迎えました。



最後は、皆が入って「ユービー風」、ゴキゲンなエンディング

となりました。



さてさて、次回はどうなるかな?



ではでは。



-----7月13日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)



-ゲスト

小沼さん(Vo)

飯村さん(g)

ゆわかし(g)



2007.06.25--[好調]





例によって遅く到着。



おお、やってるやってる、先生は好調だ。

関係者も、どうしちゃったのっていう程(笑)。







そして、このセットは軽快なナンバーでシメ。



実は、前回全然弾かなくなったとか仰っていたので、わたくし

「せんせー、練習しましょうよ」などど、言ってしまったのだった(笑)



今日は、ジャズ研な3人がいらしてます(すでに演奏されたそうです)。



で、次のセットでゆわかしトリオ。

グッド・ベイト風をはじめ、楽しく演奏させていただきました。



さんざん、場の空気をとっちらかした所で、御大の登場です(笑)。

今日は、先生のブルースから初めてもらいました、Fmのやつです。



ギターは、バランスをいじって以後、バッキングが良い感じになって来た。

弱く弾く所で、うまく響いているような感触っていうのかな。



ラストは、ビリーズバンズ風、テーマをハモリで。

あらら、テーマ忘れてる、いかんいかん!!!(笑)。



ではでは、次回。



-----7月13日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)



-ゲスト

小沼さん(Vo)

ゆわかし(g)