ギター仙人(--不良門弟記--) |
ジム・ホール、ヘレン・メリルといった方々が、親しみを込めて ”ポンちゃん”と呼ぶ、鈴木 康允さん。 これは、不肖”ゆわかし”が、「ファン」、「弟子もどき」、 はたまた「共演者」と、様々な視点から綴る、先生の近況です。 |
・ | とうとう、第12章です! 今日は2セット目に間にあった。 早速混ぜていただいて、先生のブルースから。 先生のブルースは、CDのラストを飾った"It's So Good See You"と、 マイナーブルース、そしてモードのものと3つあって、どれもゴキゲンな ナンバーなんですが、今日のはモードのやつでした。 あっという間に、数曲が過ぎて、ボーカルOさんが登場、 たっぷりと歌ってもらいました。 すごくゴキゲンになってらっしゃるお客様がいて、賑やかに進行。 ゆわかしの今回の隠れテーマは、消え入る音。 コードといわずソロといわず、今までよりも長い音符を使ってみるという所。 全体的に、オモシロカッタ。 そうそう、ビリーズバンス風は、今回もチャレンジ、雪辱を果たした(笑)。 やっと先生の演りたかった風になったな;;;。 本日のラストは、Oさんのボーカルでゴキゲンに! ではでは、次回もこの調子で(笑)。 -----8月04日。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小林 千明(b) 小池 信太郎(dr) -ゲスト 小沼さん(vo) ゆわかし(g) |
・ | 本日は、ファンのEさんが遠路来ていただいて、先生も感激。 そのEさんと一緒に、最初に間に合うつもりで来て見れば、 今日は早めに始めたようで、1Stの途中でした;;; ありゃりゃ、エスコート失敗(笑)。 先生は、調子良いです、ご自身は全然ダメと、相変わらずに仰りますが、 もうわたしゃ慣れました、はい。何せ6年になりますから(笑)。 セカンド・セットからは、ゆわかしも参加。 実は、ゆわかしが新しいアンプを手に入れた事は、噂で先生にも伝わって いて、試すのを楽しみにしておられたようです。 でも、今日はまだピーターソンなのだった、センセ、次回ね(笑)。 さて、ファンのEさんは、本当に良く先生の音楽を理解されているのです。 私が思うには、普通の人が目で見る事のできない、何かが見える方です。 先生からは、とても深いものを受け止められたようで、一番最初は ちょっと怖かったとも仰っていましたが、すぐに仲良くなられて(笑)。 楽しんでいただけたようで、本当に良かった。 ほどなく、ボーカルOさんも見えて、参加。今日も、皆さん+素敵なお客様の おかげで、楽しいひとときを過ごす事ができました。 しかし、ゆわかしは酷い音を出している(笑)。 今回のライブは、自分的には、ひとつの区切りです。 ではでは、次回 -----8月10日。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小林 千明(b) 小池 信太郎(dr) -ゲスト 小沼さん(vo) ゆわかし(g) momoさん(拍手) |
・ | 着いてみれば、演奏中。 本日も先生は好調です。 さてさて、すっかり反省モードなゆわかし、今日はどうなるやら(笑)。 今日は、お客様の帰りが早くて、次のセットになる頃には気楽な空気になってました。 そういう流れなので、先生がドラムで、ゆわかしトリオが実現(笑)。 気楽に演らせていただきましたが、新アンプは調子良いです。 もう、とっても楽でラクで(笑)。 当方の極薄ギターでも、普通のフルアコっぽく鳴ります。 ・・・とはいっても、収束は早い。低域が効率良く鳴るんですね。 これならば、ゆわかし持論の「ホロー・エレクトリックは小さくなる」というのも、 多少の説得力を帯びて来るというもんです。 周囲の反応も違うし。 但し、色気はこれから(笑)。 パワー的にも、ポン先生トリオで一杯いっぱいです。 今ファメーション風を演っていたら、小池さんが入って来た。 これは、嬉しい出来事でした(笑)。 インターバルに少しお話をしたら、先日のEさん来襲は、先生にも印象が 深かったようで、ツボを得たリクエストなどに感心しておられました。 で、次は、ゆわかしのアンプを試す、先生。 悪い音では無いけれど、先生の音にならないですね。 当人も同じ感想のようで、一曲で元のアンプに戻りました。 ラストのセット、先生のトリオをじっくり聴かせていただいて、 最後にちょっと混ざりました。 今日は全体的に、割と良い感じだった気がする。 先生も、帰る時に満足気でした。 ではでは、また次回。 -----8月11日。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小林 千明(b) 小池 信太郎(dr) -ゲスト ゆわかし(g) |
・ | 今日は、セカンド・セット途中で到着。 ほどなく小沼さんが入って、ボーカル・タイム。 ゆったりしたリズムで聴かせてくれます。 いま取り組んでる曲は、キーも含めてあれこれ工夫しているようです。 うーん、このキーは、プレーヤーの間でも意見が分かれる所。 バースとコーラスの音域バランスかぁ・・・アレンジって、奥が深い。 で、わたくしめも、数曲演奏させていただきました。 前回に続き、録音をしていません。 最初は電池が切れたのがきっかけでしたが、録音を後で聴けない というのも、ある意味良い事かもしれない、と思い始めました。 音への集中力が、違います。 今日は、演奏終了後、小池さんが力強く握手してくれました。 いやー、演奏、続けていて良かった!(笑)。 ではでは、また自戒。 -----9月10日。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小林 千明(b) 小池 信太郎(dr) -ゲスト 小沼さん(v) ゆわかし(g) |
・ | サムシング。 いつも、階段を昇って行く時、演奏の音が聴こえるのですが、 今日は違う音です、良い音だけど、先生の音ぢゃ、ない。 で、お店に入ってみれば、ギタリストY(g)さんでした。 ドラムスは、トラで安斉さん。 Y(g)さんは、水戸で何度かお目にかかっていて、すごく精力的に 音楽活動をなさっている方。 ガット・ギターで、先生とゴキゲンに演ってます。 で、セットの後半には、歌も!! やんや、やんや(笑)。 先生、あのギター欲しいって言ってます(笑)。 今日は、私はどうも、弾かなくて良いか、って思ってましたが(笑)。 で、休憩。 今日は私、なんだか先生と会話が弾みます。 何と、先生は今、ピッキングを変えようとしているらしい!! すごいなぁ。 客席を見ると、ジャズ研なY(tp)さん。 もう一人、ギターのTさんが来店。 Tさんも、何度か拝見した事のあるプレーヤー。 良い音符、出すんだこれが。 そしていよいよ、次のセット。ゆわかしトリオです。 観念しました(笑)、とにかく、一生懸命に演らせていただきました、はい。 2曲やって、Y(tp)さんに入ってもらって、ブルース&スタンダード。 おおお、Y(tp)さん、短い期間に随分と変わってます。 こういう場合、演ってて気持ち良いものです。 さらに、次は当然、真打ちのポン先生。 ただただもう、素晴らしいです。 本当に、音楽に純粋、真剣に向き会っているんですね。 ・・・・・しかし、よくまあ私は。 「キミね、リズム悪いから、ギターやめて故郷におかえんなさい」 などのダメ出しを、これまでくらわなかったものだ、と(笑)。 冷や汗モンです;;; ・・・実際、先生からこれに近い事を言われて、その後、本当に音楽を 辞めた超メジャーな方もいらしたようなのです。 そういえば、 先生は数年前、ジム・ホールさんのライブを観に行ったそうなのですが、 ジムは「ポンチャンに捧げる」と言って、ある曲を熱演したそうな。 先生はもちろん感激したのだけれど。 ライブが終わったら、そのまま帰っちゃったそうな。 普通、旧友にそこまで厚遇されたなら、楽屋に顔くらい出すものでしょう。 一緒に行った人たちも、「先生、ジムホール、待ってるよ」という空気だった ようなのですが、先生は「いや、帰る」と。 私が想像するには、これは音楽的に何かがあったのではないか、と思います。 その日の演奏の方向性への疑問なのかどうか、はっきりとは判りませんが。 きっとそれは、先生の小さな、でも明確な意思表示だったのではないかな。 相手が神様みたいな方だけに、聞いてる方がひっくり返ってしまいますけど(笑)。 ・・・などと、いろいろ考えていたら、先生の演奏も終了。 その後には、Tさんが登場の場面がありました。 Tさん、良い。 少めな音数。 一曲で、場の空気を根こそぎ持っていきます(笑) いやー、カッコ良い。 訊いたらば、10年ほど前まで、ポン先生のライブをよく観ておられたそうです。 トリはやはりポン先生トリオで、大満足なライブとなりました。 さーて、次は10月です。 ではでは、また。 -----9月11日。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小林 千明(b) 安斉 陽一(dr) -ゲスト 山口さん(tp) 山田さん(g) 寺門さん(g) ゆわかし(g) |
・ | 今日は、ボーカルOさんがいらしています。 訊けば、今年もホール・コンサートの出演依頼があったそうです♪ なので、今回はその演目から、先行して何曲か聴ける筈(笑)。 で、始まったセットは、ゆったりとした味わい。 でも、イントロの合わせとか、真剣そのものです。 ポン先生、今日は帽子です。 これは、初めてではないかなぁ。 ゆわかしも、何曲かまぜていただきました。 マイワン風、あれれ? 先生のと、違うキーで始めてしまいました。 うーん、ごめんなさい;;; ただ、自分でも意識しないで、「鈴木節」満載なテーマをとっていたら・・・ ふと我に帰ってみたら、先生はニッコリしてます(笑)。 あああああ、恐縮です;;; ラストは、やっぱりOさんと楽しく。 コンサート、今から楽しみです♪ -----11月08日。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小林 千明(b) 小池 信太郎(dr) -ゲスト 小沼さん(vo) ゆわかし(g) |
・ | とうとう、この日がやって来てしまいました。 きっと先生は、音楽の神様から、とっくに卒業証書をもらっていたんです。 ですから、このタイミングをお選びになった事は、 私など、ただただ、受け止めるしかありません。 長くの間、この地球で極上の音楽を奏でられた事。 感謝です。 さて、記念すべきこの日は、すばらしい場となりました。 あまり騒がず、という本人の意思はあったのですが、 やっぱりそうはいきません(笑)、お店は超満員。 遠方から門弟のYさん、Kさん。 柏からバイクで来られた方もいらっしゃいました。 そして、ポンチャンの追っかけさま(笑)。 地元のプレーヤーも集結です。 私も、万難を排して、早く到着(笑)。 先生、腰が痛いから、ゆわかしにおまかせ、とか仰いますが。 わたくし、即座にダメ出し(笑)。 いくらなんでも、今日はダメ、と(笑)。 そして、始まった1st.セットは、ポン先生のトリオ。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小林 千明(b) 小池 信太郎(dr) -ゲスト 小沼さん(vo) Ryongさん(vo) 鈴木さん(tp) 隆さん(p) 山口さん(p) 芳賀さん(dr) 岸本さん(dr) 金田さん(g) 山田(忍)さん(g) 山田(よしお)さん(g) 寺門さん(g) ゆわかし(g) |