ギター仙人(--不良門弟記--) |
ジム・ホール、ヘレン・メリルといった方々が、親しみを込めて ”ポンちゃん”と呼ぶらしい、鈴木 康允さん。 これは、ライブで2曲もやるとカラー・タイマーが点滅する程度 の腕前で、ギョーカイの端っこにぶらさがっているのに、「隣の 市に住んでいる」という理由だけで、ポン先生の門弟の振りをし ている、そんな”ゆわかし”が綴る、先生の近況である。 |
・ | 2回、空いてしまった。 さらに、またしても9時頃。 ああー、不真面目な弟子もどきである。 日頃の行いが良くないのか、サムシングまで来て、階段の所でアンプの コネクタをぶつけた。私の場合、そこを加工してあって、コネクタが リバーブの生命線になっている。 →つまり、今日はノン・リバーブでやらねばならない! ああ、オトが命な芸風。どうしよう。 店に入ると、和んだ雰囲気。 今日は、ささめさんが観に来てくれた。うれしいぞ。 (次回はギターを持ってきてもらおう!)。 早速、トリオの演奏が始まる。 まったく力まず、それでも地力がほのかに見える。 ある意味「無心」だ。 アランフェースが流行ってた頃、ジム・ホールがサンプラザでやった ライブのCDがある(ギターのMさん、CD か・え・せー!)。 ・・・あれはまさに、「名盤」というものだろう。 その「解説」で、熊谷さんだったか、「曇り空のようなプレイ」みたく 表現していた。ポン先生のプレイも、どうなんだと問い詰められれば、 「こういうのだ」という明確な音造りではなくて、ジム・ホールと同じ なのかもしれない。 誤解を恐れずに言うと、私はジム・ホール、ある意味子供のように 「音で遊んでる」ような気がしている。静かな教会の一角で、モードの 息づきを想うような感性の一方で、プレイの時は、どこか無心になってる。 (ジョンスコさんも、似たような表現してたな)。 そこは、ポン先生と共通してるかな? そうそう、私がまざっての演奏。 ノン・リバーブの焦りもあって、オトはサイテー。 演奏しながら調節したら、チャネル2は歪ませちゃったりして「もう、 こりゃいけません」状態。家に帰ってから、早速修理したぞ。 それでも、この所弾いてなかったので、うっぷんな勢いだけはあって、自分的には 面白かった(当日いらした方、すみませーん!)。 はは・・・・次回こそは! -----8月04日。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小林 千明(b) 小池 信太郎(dr) -ゲスト ゆわかし(g) |
・ | 9時半近い! お約束の遅刻常習犯です。 今日は、ベース小林さんの奥様の、お母様がいらしてます。 何というすばらしい事だろう。 最近、平壌で終戦を迎えた五木寛之さんの本を読んだのですが、 五木さんは丁度70歳。ポン先生のひとつ下で、私の母の2つ下。 私など、いかに平和の中でぬくぬくと育った事か。 生きてるだけで、ほんとにラッキーではないか、とも思う。 サラリーマン根性で、痛いの痒いの言ってる場合じゃないですよ、もう。 今日はボーカルのOさん夫妻、小池さんの知り合いの方、そして、ささめ さんも来てる。 ボーカルのOさん、最近歌ってるようですねー。 たくさん聴かせてもらいました。 ふ、ふ、ふ、そして・・・ ささめさんも、2曲やってもらったぞ。 「とも☆とも☆たけし」のCDも、店でかけてしまった。 おもしろかったな。 また来よう。 -----8月11日。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小林 千明(b) 小池 信太郎(dr) -ゲスト 小沼(vo) ささめ(g) ゆわかし(g) |
・ | 11時前! さらにパワー・アップした遅刻常習犯です。 最近間が空いていたので、何やら新鮮。先週は来れなかったけれど、 極めてgoodなサックスの方が来られたそうだ。 今日はリスナーに専念。 短い時間だったけど、楽しかった! -----9月4日。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小林 千明(b) 小池 信太郎(dr) |
・ | 10時頃、到着! 丁度、休憩の間だった。 何と、客席には星野さんもいらっしゃる。 (サムシングの火曜日担当、麗しき女性ボーカリストなのだ)。 休憩中の雑談でポロッと先生が言ったけど、ポン先生ったら、 ヘレン・メリルを良く知ってるらしい。 家にも行ったことあるとか、おっしゃる。 それどころか昔、ヘレン・メリルからのNYレコーディング話を 断ったらしい!!あー、なんちゅう事であろうか。 これには、星野さんも、天を仰いだように見えたものである。 ロン・カーターとのデュオ・アルバムは10年位前だったろうか、 ポン先生とヘレン・メリルという組み合わせは、これ以上ない位の ドンピシャかもしれません。 私は、ものすごく聴いてみたいのであった。 で、3rdセット。今日はドラムが渡辺さん。 到着が遅くなったので、私は何でも良いから演れれば良いや、って位に 思ってたのですが、最後のセットのアタマで、「やろうか」という事で、 小林さんとデュオ(小林さん、ナイス!)→しかし、得意曲の筈が、 一部コードを忘れていた!!あははははは!!!・・・笑ってごまかそう。 それなりに良い局面もあったような気がするし。 サックスが入っての2曲は、力及ばずメチャクチャだったな。 お客様、ごめんなさい。 ドラムの渡辺さん。コンボはあんまりやらないみたいだけど、うまい。 さてさて、ボーカルの星野さん。 以前聴いた頃、4年くらい前よりも、確実に声の質、声量共に磨きが かかっている!すばらしい。聴いてて嬉しくなっちゃう位である。 伊達にキャリアを積んでない。それがよーく判るのであった。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小林 千明(b) 渡辺 一也(dr) ゲスト 星野(vo) 沼田(ts) マスター(vo) ゆわかし(g) |
・ | 10時頃到着。 店に入る前、ほのかに知ってるナンバーが聴こえてくる。 むふふ、ギターのSさんだなー。 店にはいったら、「やっぱりー」。やってるやってる。 写真、撮っちゃうもんね。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小林 千明(b) 小池 信太郎(dr) ゲスト 小沼さん(vo) 佐藤さん(g) ゆわかし(g) |
・ | ずいぶん遅く着いたのだが、今日はやっとお弟子さんを観れた。 このページでは、「お弟子さん襲来」という噂は、何度流した事だろうか。 遠路来てくれたのは、KさんとYさん。この2人は、ギターデュオでもって、 ひところ都内で活動していたらしい。始めて聴いたのは2年前、Yさんが 19歳の頃であった。観るのは、今回で3度目だと思う。 さてさて、2ギター・カルテットの演奏はというと・・・ Kさん、うまい。でも、今回はずいぶん押さえ気味。でも出したいサウンドは新化 してるような感じなのだ。昨年来てくれた時は、メセニーばりの運指で、音世界を 探求。この調子で伸びると、いったいどうなるかと思っていたもんだが、少し嗜好 が変わったかな?話しをしたら、最近は演る機会が少ないそうで、納得。 たぶん、弾く機会が増えて、音をカタチにしてゆくと、思わぬ発展があるだろう。 今回はギターを借してもらった。弾きやすくて、良い音だ。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小池 信太郎(dr) 長谷川さん(b) ゲスト 久保田さん(g) 山田さん(g) 佐藤さん(g) ゆわかし(g) |
・ | 30日。 おっと、サムシング今年のラスト・ライブは、ポン先生だ。 来てみりゃ、ギョーカイの方々がたくさんいらっしゃる。 今日は、色々ありそうだ。 まずは、ポン先生トリオ+ボーカルのOさん。 |
メンバー 鈴木 康允(g) 小林 千明(b) 小池 信太郎(dr) ゲスト 柳橋さん(b) 坂本さん(ds) 山口さん(p) 佐藤さん(g) 沼田さん(ts) 平野さん(as) 斎藤さん(per) 小沼さん(vo) 清宮さん(cl) 星野さん(vo) 渡辺さん(ds) 海野さん(ds) ゆわかし(g) |