ギター仙人

(--不良門弟記--)
ジム・ホール、ヘレン・メリルといった方々が、親しみを込めて

”ポンちゃん”と呼ぶ、鈴木 康允さん。



これは、不肖”ゆわかし”が、「ファン」、「弟子もどき」、

はたまた「共演者」と、様々な視点から綴る、先生の近況です。


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2006.01.04--[年の初めの・・・]



なんと、これで第9章です!



正月早々、ボケておりまして。

写真を撮り損ねました!!(笑)



皆様、ごめんなさい!



い、いかん。

大丈夫か、ゆわかし・・・。



・・・・・。



演奏の方ですが、先生、口では何やかやとおっしゃりつつも、

「あの」音世界。良い意味で、力の抜けた感じです。



ジム・ホールが敬愛する理由、先生自身は全然解らないとか

言ってますが、自分は理解できるなぁ。



最近、NY勢の演奏に、まあ少しは接する機会がある訳なんですが、

それで感じ始めたのです。わが国のジャズって、本場からの距離が

ある分、純度が高い所があるかな、と。



1%くらいの確率で、先生のような、極めて純度の高い結晶が

出来上がっているんですよ、きっと。



それと、日本人の持ってる日常的な空気とか、感覚って、

なかなかに深みがあるのかもしれません。きっと、そういう

フィルターを通っている事が、貴重なんですね。



って、いろいろ考えておりましたら、出番。

トリオに加わる形です。

それなりに、楽しく演奏させていただきました。



バンドが暖まった所で、ボーカルOさんの登場です。

今日はちょっと間違ってしまった、ごめんなさい;;;



さてさて、こんな感じでもって、一年の始まりです!

ではでは、また次回。



-----1月29日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)

-ゲスト

小沼さん(vo)

ゆわかし(g)



2006.01.30--[途中下車]



遅くなってしまった。



今日は途中下車で、30分程度の観賞です。



カメラも持ってません;;;

携帯で撮ってみたら、ボケボケ(笑)。



テナーのTさん、久しぶりにいらしてます。 今日は、いつもより音数が多め。 それがまた、良いです。 ボーカルOさんの歌、本日は聴けませんでした、残念。 さて、次回はわたくし、お休みです。 2月末のライブを報告できると思います。 ではでは。 -----3月3日。
メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)

-ゲスト

高野さん(ts)

小沼さん(vo)



2006.02.27--[出ずっぱり]





9時頃に到着。



丁度、休憩中でした。

色々と、雑談。



先生、若い頃は、相当華やかな世界で過ごして来られたようですね。

はっきりいって、モテたんだ。某有名女優とダンスした、とか、

有馬〇子さんからは、チップで***円頂戴したとか(笑)。



それから、やはり演奏の話になりまして、

「力まず、自然体が一番良い」と、・・・いう教えを頂戴しました。

聞いてできりゃ、苦労はないんですが!(笑)。



セットは、ずっとまぜていただきました。

割と、まとまっていたかもです。

とりあえず、力まず演りましたから(笑)。



ちょっとオモシロかったのは、2音スイープ。

先生がオブリガードでやった2拍くらい後に、

私はテーマで同じワザを入れたんですが、

先生、モロにウケてたっけ(笑)



意識的にパクッた記憶は無いんですが、知らないうちに

自分のボキャブラリになってたんだなぁ・・・。

とっても贅沢な、教わり方かな?(笑)



さてさて、次回は2日後です。

ではでは。



-----3月3日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)

-ゲスト

ゆわかし(g)



2006.03.01--[ポンチャン・サウンド]





やや遅く到着。



本日は、ボーカルOさんが参加されてます。

やっぱり落ち着く、店内。



先生のトリオがバックだと、音が本当に上質。 本日は、お客さまの男性が1曲、ボーカルで飛び入り! 音楽好きな方、やっぱり多いんですね。 で、このセットのラストはインストでしめて、休憩。 ラスト・セットは、わたしも混ぜていただきました。 (Uさん、声援ありがとうございます!)。 ここはもうなにしろ、ポン先生のソロの入りが特筆。 1小節と2拍くらいタメた後、もー実に良い感じで入ってきます。 私の理解ではこの辺、アバークロンビーにも通じるものがある。 先生はあまりご存知ないらしいのですが。 あと先生、ソロで一箇所、間違えたんですが(笑)、それを 一瞬で直して来ますね。ああいう風にズレたら、しかも比較的 曖昧なコードを鳴らしていたので、自分なら絶対に1小節は 迷走する筈なんですが。うーん。 それから、コードワーク。 意識しないと聴こえないくらい密やかに、でもこれ以上無い程 シックリとした伴奏をしていただける。全く、ワタシは幸せです。 で、Oさんが入って、ラストまで、じっくりと聴けるボーカル・ セッションに。 ・・・私は、伴奏でちょっと刻み過ぎた。 先生がオブリガードやソロに入った時の、伴奏方法の切り替え、 これ自体は慣れて来ました。 ラスト近い一曲、うーん、バンドがちょっと、ズレた。 あれ、いつもはすぐに誰かが合わせるのに、今日はなかなか譲らないなぁ(笑) そう、同じトリオでも、よく聴けば、内容は毎回違うんです。 そして、ラストはやっぱり、マスター! ハハハハ、また来よう(笑)。 -----4月2日。
メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)

-ゲスト

小沼さん(vo)

謎の飛び入りおじさん(vo)

ゆわかし(g)

マスター(vo)



2006.04.24--[永いファン]





2度、開いてしまいました、久しぶりな感じ。



後半の2セット、まるまる混ぜていただきました。



・・・が。



ゆわかし、弾き過ぎ!



恐れていた事が、やはり起きてしまった。



帰り道では、とっても古くからのポンチャン・ファンから

ダメ出し。トホホ・・・。



皆様、ごめんなさい。



いちプレーヤーとしては、ですね。



自分の考える最低限のハードルを、やっと越えた段階でありまして・・・。



言い訳だなぁ。



先生は助かってると仰るのですが、こんなんでは、

迷惑かけてしまうな。



他に自分でもライブ組まないと、これはちょっとダメですね。



楽器の鳴らし方が変わって来たのですが、音色だけは総じて好評でした。



しかしね、本当に深い所まで聴いていただけるお客さまがいて、

これはポンチャンと、サムシングの宝です。



-----4月30日。

メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)

-ゲスト

ゆわかし(g)



2006.05.29--[ピンチ・ヒッター]





お店に着いてみたら、本日はドラムスがYSくん。

小池さんは急遽お休みです。



さて、ポン先生のトリオは、良い感じで演奏を続けます。 YSくんがブラシを使うと先生、笑顔(笑)。さすがは山崎さんの 弟子です。 私の見る所のYSくん、でしゃばるような人柄ではなくて、プレイも同じ。 自然と重複を避けて通るような、そういう感性があるんですね。 ボーカルOさん、じっくり歌い上げます。今回キーを変えた曲、良かった。 で、次ぎのセットは、珍しくピアノのYGさんが遊びに来られて、 ご一緒させてもらいました。これまた珍しく、お客さまから リクエストのブルース。 笑ったのは、次の曲。 YGさん、イントロが違う曲だったりして(笑)。 ネタ? こういった芸風だったかなぁ・・・。 とか思いつつテーマを取りましたが、後で訊いたら、 ホントに間違えていたらしい(爆)。 で、手短かに切り上げて、御大の出番。 先生ったら「ずっと演れば」みたいに仰って、スキあらばサボろうという魂胆(笑)。 ・・・だめだめ、センセ。 さらに今日は、ダンサーのご夫婦が来店されていまして、ラストにはダンス・タイム。 ほんの座興なのかもしれませんが、やっぱり魅せるものがあります。 この方、コンクールでチャンピオンをとると、以後その大会には出ない 方針だと仰っていました。若手へのチャンスを作る、そういう意図だとか。 いやぁ、色んな方との接点、大事です。 そんなこんなで、今回も賑やかに終了! -----6月04日。
メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

山下 さん(dr)

-ゲスト

小沼さん(vo)

山口さん(p)

ゆわかし(g)



2006.06.26--[大儀名分]





着いてみれば、2セット目が始まる所。



早速、よこ入りさせていただきました。

まあ、それなりにまとまり、出て来たかもです。



エンディングでは、音で先生にシメを催促してしまった(笑)。

わざと終わらないでいたら、綺麗に終わってくれました。

「老化防止」の大儀名分で、コキ使って 頼りにしてます!(笑)



バラードでは、音の消え入る所まで、大事に扱いました。 ポン先生は水墨画の世界、墨の切れる所の味わい・・・ なんて、例えたお客さまがいらしたので、そんな風に(笑)。 ただね、私が思うには、先生の音楽って、 透き通っているようでいて、何気ないようでいて、 微妙に、いろんな色や味わいを持っている・・・と、思う。 先生のそういう面が多く出て来るような、そういう共演者に なりたいものですが、まだまだお邪魔虫ですから(笑)。 とにかく、日々精進です。 さて、本日はお馴染み、ボーカルのOさんがいらしてます。 やっぱり、Oさんが入ると、場がなごむなぁ。
Oさん、レパートリーが多い。 初めての譜面、ゆったりしたノリを損なわないよう、キープ。 ・・・この日は、こういう感じでした。 そういえば、私のソロの入りで、ポンチャン・フレーズが出ました。 先生が、すげー良くやるやつなので、たまたま。 仙人様、ウケてたっけ(笑)。 当方は、先生に負けない位に頑固モノな所があって、 演奏スタイル、これっぽっちも似てません。 でも、近頃は少しだけ入って来てるな。 休憩の間に、先生のよくやるトライアドの話をしたら、 「そういうのやってると、似てきちゃうよ」だって(笑)。 ・・・頑固モノだという事は、認識して頂いてるようだ。 ははは;;; 最後に、今回はOさんのご主人に撮影していただきました。 どうもありがとうございました。 -----7月09日。
メンバー

鈴木 康允(g)

小林 千明(b)

小池 信太郎(dr)

-ゲスト

小沼さん(vo)

小沼さん(camera)

ゆわかし(g)