・・・・・・・・・・!! ・・・やっぱりヘンかもしれません。 ちょっとだけ、教えちゃいましょうか? 特に単音でラインを鳴らす時、サックス奏者のようにグイグイと楽器を 鳴らしたい。これが、アフター・ビート奏法の意図する所です。 実現する為には、左手の「運指」と「ポジション」についても、組み立て 直す必要があります。頭に描いた、本当に歌いたいアクセントで楽器を鳴らす には、固定的なポジションの考え方では無理がありました。 ギター弾きなら、下の図を見ればすぐに判っちゃうと思います。これは、3オクターブ+1音を引く、4分音符/8部音符のパターンです。 横幅の関係で割愛していますが、このまま6弦のGまで下がっていきます。 一応、オルタネート・ピッキングなのですが、結果的にダウンは最初の一音 だけとなります。3連符だと、これとは違う弾き方です。 自分の場合は、微「逆アングル」で弾きます。 ※真似して練習する場合、3フレット以下は弾かない事をお勧めします。 (ギターのスピードでは、左手のダメージが大き過ぎます) ※3~7フレットまでは、親指がネックの真下、7~12近辺は親指が4分の3の位置、 12フレットより上は親指がエッジ部分で、ほぼ握りこむような感じになります。 ※毎日キーを変えて、12のキーで練習しましょう。 そう、「必要ならば、小指よりも高い音、人差し指よりも低い音を使おう」 という練習です。4音ごとにポジションがチェンジしますので、単純に 指板の見え方の鍛錬としても有効です(引っかかる所は、その人の弱点)。 これらは、八木さんという豪腕サックスの方からヒントを得て、誰の真似もせず工夫 してますが、気が付けばジョンスコやメセニーは30年も前からやってます(笑)。 あえて解り易く言ってしまうと、固定ポジションは「内面」なスタイル、 動的ポジションは「外に開く」スタイルと思います。 指板上は、まるで「現代奏法」とかいう、YG読者のような大きい動き方をしますが、 あまり速くは弾けません(笑)。音の粒を気にすると、♪=280を超える事はないです。 弾き方自体にビートの要素が入っていますので、ドライブ感はそのままで、 ほとんどピッキングしない(ピアニシモ)から、究極の「全部ダウン」(フォルテシモ)まで、 非常にダイナミクスの幅を広く使う事ができます。 この手法、かなり生な表現力がありますので、アプローチがシンプルだと、 ちょっと気恥ずかしいような感触になります(→わたくし;;;;;)。 ここまで読んでくれた方、感想をお待ちします。 ゆわかしへのメール Fig.1:基本スケール